徳永 靖 『北信州 千曲川と鉄道が織りなす原風景』

繭の里がギャラリーとしてプレオープンいたします。

今回は「山と鉄道」をテーマとし、カメラマン:徳永 靖 氏の協力を得て、『北信州 千曲川と鉄道が織りなす原風景』と題した写真展を企画しました。

雄大な自然の中を走り抜ける鉄道は、我々の生活に溶け込み、日本の原風景と相まって郷愁に駆られること間違いなし。

四季折々の風景をご覧いただきたく存じます。

徳永 靖 氏

1960年東京都生まれ。
鉄道百周年の1972年から蒸気機関車を追いかけ始め、高校生時代にワンゲルの部活、大学生時代で山小屋でのアルバイトを経験。
そんな経緯から「山と鉄道」をライフワークと決めて全国行脚する。
平成の世とともにカメラマンとして独立し、以前より憧れだった長野へと移住を果たし、「山と溪谷」「Rail Magazine」といった月刊誌で連載を重ねた。

ご挨拶

高社山と斑尾山が千曲川を隔てて対峙し、唱歌「故郷」で謡われた原風景がそこかしこに健在な中野市界隈。千曲川中流域に位置して古くから交易が盛んで、3つの鉄道路線が敷設されている。

市の中心部と県都、湯の町を結ぶ長野電鉄、千曲川西岸を新潟・中越へと繋がる飯山線、そして首都圏と北陸を結ぶ大動脈・北陸新幹線だ。

使用される車輌のバリエーション豊富なのがなによりで、四季の情景に存在感とともに彩りを添えている。

18枚の写真を通じてこの地ならではの鉄道景観を感じていただければ幸甚である。

開催期間

令和3年10月17日(日)から
・開館時間:午前10時 ~ 午後3時
・展示会場:繭の里
・入場無料